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亀で辛かった話。

梅雨が入ろうか入るまいかどうしようかと玄関口で立ち往生してるような具合の昨今ですが、湿度上がって嫌な時期ですよね。菊尾です。
まぁなんてことの無い話なんですけど、朝に家出てね、すぐのとこ。大きな丸いもんが落ちてたんですよね。「ああ、なんだアレ、ヘルメットかな」と思って近づいてったんですよね。そしたら亀だったんですよ。大きな、それはそれは大きな。「ちゃうわ!亀や!!!」って叫んでその場を後にした事がありまして。出勤途中だから時間もなくてそのまま放置してしまったんですけども。

それでその話を職場の人に言ったんですよね。前置きとして「あの、どうでもいい話ししていいですか」って訊いて。だってこの話、別になんてことの無い、実のない話ですから僕もそこは重々承知してる上で話そうとね。そしたらその人にはちょっとウケたんですよね。笑って頂けて。おお、おやおや、こんなんでいいのか、少なくともこの人はこんなんでも行けるんだなぁこら得したもんやでぇみたいな感じでね思ってて。まぁ僕的にはこの話はこれで終わった、finだったんですよ。

そしたらその後にね、もう一人女性が入ってきて三人で作業することになりましてね。それで僕ねその女性とそんな話したことないんですよ、全然仲良くはない間柄、顔見知り程度の感じで、最近ちょっとずつ話せるようになり始めたなぁ的な、発展途上の初期の微妙な関係の方で。
で、まぁそしたらその最初に話した人、仮にAさんがその女性Bさんにね「Bさん、なんか菊尾さんが面白い体験をされたそうですよ~」とギラついた目で卑しい笑みを浮かべながら仰っられて。心情としては何言い出すねんこいつと思って「いやいやいや、ちょっとそれ!ハードル上がりませんかねえ」って叫んだんですけどBさんが「え、面白い体験?なんですかそれ」って。
またそれもね、僕これ前も一回あるんですけど、女の人ってあれなんだろ、仲良くないとあんまりこっちの顔見て話してくれないんですよね。
その時もね、僕になんですかそれ?って聞くんじゃなくて、Aさんに聞いてるんですよね。
これ仕方ないのかもしれないけど、仲いいと多少こっちがすってんころりんしてもフォローしてくれたり、つっこんでくれたりしてくれたりする。ただ今の僕たちはそんな間柄じゃないから。土台が、地盤がゆるゆる。まだしっかり固められてない状態で、ハードルも上げられたこの状態。この時点で嫌な予感しかしないんですよね。
でもまぁ喋りました。声だけは大きめにはっきりとした滑舌でね。そしたら「は、で?って感じなんですけど」
これをね、またね、僕の目とかじゃなくAさんに対して言うんですよ。まだそんな正直に相手の目見てつっこめる間柄じゃないから、地盤がもうグチャグチャだから誰かが捨てたラムネの瓶とか半分顔出してるような地盤だからね。
話がスベったことよりもこの、なに?軽く無視されてる感じ?これがねぇえ人間関係の初期、特に女性に対してまあまあ起こるこの感じがねえ~もうほんと辛い。辛いわー腹立っつわーこのもどかしい感じ腹立っっつわー思いましてねぇ。そんな空気も察してなのかAさん爆笑ですよ僕は僕で未だかつてかいたことのない汗かいてるんですよコールタールのような重みと粘着性のある汗が背筋を土石流のごとく滑り落ちてくわけですよ。白いYシャツも真っ黒に、サテン生地のようなテカリを帯びたよねぇ。油分が多いからね。

今思い出しても震えが止まらないですよね。あれ女の人勇気出してほしいなぁーつっこむんならこっち見てほしいわー。一対一で面と向かって話す場合は見てくれたりするんですけどねぇ~誰か自分の友達とか知人が居る場合さ、そっちだけで盛り上がろうとするんですよね。そっちだけの世界で話まとめようとしてて、村八分にされるんですよねぇコンタクト取ってくれないんですよ怖いわぁ一瞬にして誰も知ってる人が居ない!みたいな空間にほっぽり出される。

亀を助けた浦島も帰ってみたらそんな感じになってましたけど、玉手箱も竜宮城での優遇もされてないし、そもそも亀助けてないのにこんな感じ?って思った出来事でしたねぇ。久しぶりに味わったなーあの空気。嫌だなぁ~辛みだったわぁ~。

あ、亀はもう居ませんでしたね。何もしてくれなかったことからの亀の復讐だったのかもしれませんね。みなさんもね亀見たら、助けた方がいいですよ。すぐに。