誕生日に思ったこと。


ミートソースが飛んで服に付いた。染み抜きとか調べれば何らかの方法なんて幾つかあるのだろうけど、確実にその瞬間に何かが消える。何かが終わるような気持ちになってしまうし、それは特別悲しいことではないのだけど、例え綺麗になったとしてもなんだかそれはもう別の何かで、終わってから始まった別の何かであって、そんな極些細なことでも終わることを感じてしまうのは持って生まれた癖なのでしょうね。

しかしさぁ誕生日を迎えてさぁ。この一ヶ月ぐらいに色々あってまさか無職で誕生日迎えるとは思ってなかったけど、なんか選んだのは自分だし辞める理由を探してたってのもあったしいいんだけど、流れが急変したな?っていうのが凄いあって痩せて体重戻らないし、でもまあ今日誕生日だからおめでとうだわ、うん、おめでとう俺。俺たち。俺の中の男性性と女性性っていう意味でね。

最近はiPadを買ってタブレットなんて何に使えるんだろうと思ってたけど、でも電子書籍って新品が紙で買うよりも安い場合がある。それを知って読書用に買ってみるかと思って実際凄く役立っている。なんだろうこれ、この数年で今一番漫画読んでる。読みたかったものとか凄く読んだ。ベルセルクもダンジョン飯も魔物鑑定士バビロも今際の国のアリスとか。中でも今際の国のアリスが凄く面白い。突如何年後かの日本に飛ばされた主人公が、そこで同じように飛ばされた人らと理不尽なサバイバルゲームを繰り広げる漫画なのだけど、どうやって生き残るかは勿論のこと、その中で培われる死生観や様々な人間模様、その心理描写が秀逸。人間ってものを描いている漫画はいいねぇ。そういう意味ではベルセルクもそうなんだけど、まぁあれは憎しみが強い漫画だし最近休んでるから万人には薦められないとこあるけどさ、今際の国のアリスも、まぁ人が沢山死ぬんであれなんだけど、でも不条理サバイバル漫画の中ではかなりお薦めできると思う。あ、魔法少女オブジエンドも読んだな。これは能力バトルになって行きそうで、普通にSFアクション漫画かなー。
やっぱり心理描写がいいのは好きな漫画で、そうなると少女漫画もいいんだけど、恋愛に偏るからな。恋愛でも学生的なノリじゃなくて、Feel系コミックスとかさ、もうちょい年齢層高めだと、あーはいはい、あるあるみたいな感じになるんだけどねぇ。最近読んでないな。今は七つの大罪読み終えて(王道でもめちゃめちゃ面白かった)、バガボンドフリージア無限の住人とかセキセインコとか後に控えてるんで、iPad買って良かったと思ってる。あ、ちなみにダンジョン飯もバビロも良かったです。ダンジョン飯は貧乏パーティーが仲間助けるために洞窟入って、でもお金ないから食べ物とかは自給自足にしようってなってモンスターをどうやったら美味しく食べれるんだろって考える漫画で、クッキング漫画なのに見ててもお腹が空かない漫画です。ん、人によるのかな。バビロはムヒョとロージー描いてた人で、バビロっていう悪魔みたいな奴が主人公の願いを叶えるために道具を与えてくれるんだけど、それは普通の道具じゃなくて人間の欲望を際限なく引き出しちゃうもので、結果的にその道具をうまく使いこなせないと破綻してしまうといった、笑うセールスマンとかあんな感じのブラックな漫画ですね。機会があったらどうぞどうぞ。

なんか積みゲーとかあるんだけどゲームは余裕がないと出来なくて、一ヶ月まるまる出来てなかったから精神的なストレス大きかったんだろうなと思えるんだけど、今はもうただの娯楽の追求者になってるんで順調に回復したし、ゼスティリアやってるけど(物凄く叩かれてるゲーム)全然面白いし買って良かったしヒロイン抜けるから炎上とか意味分かんないし、そもそもそれなりの理由があって納得行くものだったし、なんなのこの世の中、厭世的になっちゃうね!って思わずには居られないわず。
そんなわけでほとんど家から出てない。引き篭もり本当に最高すぎると改めて思う。あ、ぼくは麻理のなか(漫画)も読んだな、あれもニートが女の子の中に魂が入っちゃう的な?感じだけど女の子には入り込みたくないなー。一日だけならいいけど。ちなみにその漫画も気持ち悪いけど面白い。

以下途中まで包み隠すことなく愚痴。嫌いな人は回れ右推奨。




色々と考えさせられたこの一ヶ月で一番気になってんのは気付かずに追い込まれてた男の子が居たことで。俺の緩さが理由で悪影響が生まれてると言われたけどその男の子はそもそも誰の悪意の影響を受けて辞めることになったんだろうって話だし、悪影響云々で言うのならお前らのやり方なんて店のルールを思いっきり破り捨てた事ばっかやってるし、お前自身その悪影響を受けてるし、身内には甘いその姿勢を、上に訴えても上は取り敢えず彼らに従おうとする時点でもう見切りがついたっていう。緩さも敢えて緩くしてたし、やり方の違いなんてお互い分かった上でその時間帯内の愚痴で済ませておけば均衡は崩れずに済んでた話で、革命家か何かなのか知らないけど、それなら立派な方なのだろうなと思って聞いてみたら裏ではとんでもないし、そもそも女の子をネタに使って俺に攻撃を仕掛ける、それも直接的に名前を出すのでもなく、それとなく断片的に情報出す、匂わすような仄めかし方で気持ち悪いし、そんな下らない事に先述の追い込まれた男の子も巻き込まれてたっていうんだから、なんかそういうのもその男の子に申し訳なく思うわ、いや俺全然、蚊帳の外で起きてたことだけど。人に恨まれるような生き方してるつもりはないけど、逆恨みとか関係なくても巻き込まれる事があるからほんと辟易する。過去最高に悪意のある人間だったな。

以上、愚痴終わり。



次は何処へ行こうかな。まともな人の居る中で働きたいけど、何処にでも悪意はあるしな。
それでもこれまで様々な人達に「あなたが居たから働き続けることが出来た」って「あなたの優しさに支えられてた」って言われたことが、俺の誇りになっているしこれからも自分なりのやり方で、バランスを心がけて接して行くんだろうなとは思う。
それと性的なことに対する潔癖な部分は徐々に強まっていて、やはり人から聞く(大概、男だけど)どこそこの風俗がとか誰と寝たとか、そういうのが一番聞きたくないし、聞けば聞くほど自分は綺麗なものを守ろうとして、そういうのが俺を苦しめてることが分かった。傷つけるのは良くないにしても何に傷つくのかは相手次第だし、この部分にこそ緩さが欲しい。真面目なのはいいことだと思うんだけど、男女関係に関しては時と場合によっては、男だし行かなきゃいけない部分もあると。命題だなこれ。

古い恋人はある時何も言わずに姿を消して、無言で立ち去るような事は絶対にしないと決めたし、どうしても掴みたかった女性は一夜を共に過ごして裸で笑い合っても無理なものは無理なんだって思い知らされて、それから何をどうしたらいいか分からないままいつもその相手によって悩んで傷ついてそれでも求めての繰り返しで、彼女たちのくれた愛情は俺が望んでいるような愛の形とは違かったから、欲しい形を得るべくあれやこれやと手段だけが増えていくだけのような気がしてて。確信に触れれば消えてしまう幻だけ追いかけてるような。

誰に対しても対等で居たい。歳がどうこうなんて関係ない。いい加減でいるのは馬鹿正直な部分が「美観を損ねないように」と煩いからだ。そろそろ俺は楽になりたい。汚泥の中に宝石が転がってたなんて無くは無い話だし、そんな醜さが雁字搦めになってる俺を許してくれる唯一のものなんじゃないかって思うから、どう足掻いても美徳は捨てられないのだから、何が堕落なのか体現したらいいのに中途半端で、だから苦しむ。一度突き破る必要があるのかも。俺は多分、そんな綺麗な生き物じゃないのだろう。確実に狡さはあるし。全ては自分のバランスを保つために、今日からまた生まれ変わる必要がある。おめでとう。これまでと、これからに。