つらつらと。

ごまたまごという和菓子があって黒ゴマペーストと黒ゴマあんをカステラ生地で包んでホワイトチョコでコーティングしたお菓子らしく(銀座たまや公式サイトより)これが美味しい。一年中こればかり食べててもいいぐらい飽きない。

和菓子の風味や味わいが主にあるけどそこにホワイトチョコの表面部分がしつこくない程度に混ざってきて、お正月とかに親戚の幼馴染と久しぶりに遊んだら昔から知ってるけど新鮮みたいな感じを思い出した。あくまでも久しぶりであって、家近くてしょっちゅう遊んでいるとかいうのとは違う。多分こんな感想は自分にしか当てはまらないのだろうとも思う。

風邪を引いたと言う。これは邪な気が風に乗って体内に取り込まれたことから引くといった語源があるらしく、感覚的にはおみくじを引くみたいなもので。だから風邪に当たったとかでもいいように思えるんだけどどうなのだろう。まぁお腹下した時とかにも悪いもんに当たったとか言うけど。

でもなんだかあれこれ考えてみても、引くはどうにも腑に落ちないのはすっかり現代人だからなのか。風邪の語源は中国らしいけど、こんな話をすると「日本語って難しい」みたいなまとめ方で終始することが多くて、実は日本が伝来したものじゃないって事が多いのかもしれない。知らないからそんな風にまとめてしまう。「言葉って難しい」の方がしっくり来る。それでも今日も日本語は~などとのたまうのだろうけど。さしてその辺りにこだわりは無いらしい。

そんな風に体調を崩したら漢方を最近ではよく使っていて、漢方は普通の風邪薬とも併用できるから助かる。風邪には二週間。

二週間は確実に症状の改善が見られなかったのが今までの常でゆっくり悪くなって回復するという非常にスローテンポなもので、人に言うとおじいちゃん扱いされてきたし、その度に熱が出ないからなんだ!と弁解しても次にはまた同じようにおじいちゃん扱いされてしまい、結局この人は何かしらの理由をつけて俺をおじい扱いしたいだけなんじゃないのかと訝しみ、その人不信に陥り、そこからの人類総不信、自我喪失、虚脱症状、躁鬱感、脱水・昏倒・妄言、ベルリンの壁崩壊といった所まで発展はしませんけども、訝しむことも無かったですが、とにかく漢方のおかげで3日ぐらいで改善が見られているのが嬉しい。
それぞれの症状にあっている薬を飲むと効き目を実感できるのですが、喉と鼻とかになると結局総合風邪薬に頼ってジリジリ治すしかなかった今までの私たちにさようなら。どちらかの症状に漢方を割り当てればもう片方に別の薬を使えるということで。また漢方(桔梗湯なんかは違うけど)は胃への負担も優しいみたいで体調に考慮せずに気軽にクイっと行ける。ウコンとかもそんな感じなのかな。

そんな風に何か違う新しさを取り入れてみることが楽しい。今までこうだったからこれからもこれ一本では自分の幅が広がらない。いつも違う何かを求めていて、世には色々と物なんか溢れていて、それもまた驚く早さで更新されていて、そういった事に興味や意欲が失せることが老いなのだろうと思う。やはりまだ感覚は死んでいない。

好奇心は猫をも殺すなどと言いますが猫型基質なのでそれでも構わない。首つっこみやすい猫はやばいと思ったら光の速度で逃げる。あの瞬発力見習いたい。そして猫飼いたい。猫と生きたい。猫になりたい。「吾輩は猫であった」と言える人になりたい。

クリスマスがそう言えば過ぎ去ったけど感慨も何も無い。カップルは多く見かけたがこの時期特有のものでもなく、何故カップルに焦点が当てられ妬まれるのかよく分からない。仲良さそうで何よりですなと一人うなずいている事もしばしばあります。人目も憚らずに泥仕合みたいのしてるカップルにはうわぁー長続きしなさそうだわぁーとか勝手に思っていますが。嫉妬ってそういえばしないな。基本的に自分とは関係ないと思っているからかな。
それでは皆様よい週末を。